Fuecoco’s blog

幸福オタクです。ほげっとしてたい。

幸せ(幸福)って何なのか分からなくなる事がある

「幸せになりたいな」と人よりも沢山考えてきたが、ふと幸せの定義が分からなくなる事がある。

「幸福な状態」とはどういうことだろうか?

Wikipedia によると「幸福は心が満ち足りていること」と定義付けられている。

具体性にかける回答だ。どうすれば心が満ち足りるのだろうか。

精神科医などが書いている本を何冊か読んだ結果、心が満ち足りるというのは「良い脳内ホルモンが出ている時」なのだろうと思うようになった。

良い脳内ホルモンとは、例えばドーパミン(成功や達成を感じる)、セロトニン(心と身体の健康を感じる)、オキシトシン(他者との繋がりを感じる)などのことを指している。

人が感じることは脳の働きによって生み出されているものなので、極端なことを言うと、どんな状況であろうと脳内に良いホルモンが出て、お花畑な状態なら幸せといえる。

とはいっても、快楽主義者になればいいというわけでもない。それは、短期的な幸福を求めるより、長期的に幸福を求めた方が全体的にみればお得だからだ。

快楽を得る方法として覚醒剤の服用を検討してみよう。覚醒剤を飲めば大量のドーパミンが出て、一時的に最高の幸せを得られるだろう。その後はよく知られてるようにより強い覚醒剤を服用したくなる。それは、一度脳が大量のドーパミンが出る体験してしまったことで、より強いドーパミン求めるからである。さらに厄介なことに強烈な幸せを一度経験してしまうと、日常生活で感じていた小さな幸せはほぼ感じれなくなってしまうということが分かっている。

覚醒剤で瞬間的な幸せを得るより、日常生活で長期的に幸せを積み重ねていく方が、死ぬまでに得られる幸せの総量は多くなるため、お得な選択といえるだろう。

まとめると幸せというのは「良い脳内ホルモンが出ている時」であり、脳内お花畑な状態である。

短絡的に考えると、脳内お花畑になるために快楽主義者を目指したくなるが、それは愚策。長期的な脳内お花畑の状態を保つ為に工夫する必要があるということである。